茨木市の起業家さん

【取材】保育付きワークスペース「こどもとmanabo」長千晴さん

子育てをしていると、周りの友人たちや社会から取り残されていると孤独を感じることはありませんか?

独身の頃は、自分の時間は全て『自分のもの』でした。ですが、結婚し子供が産まれると、その時間は『家族のため』に使うことが多くなります。

仕事をしたくても、小さな我が子を連れては課題が多く、何事にも消極的になってしまう人もいるのではないでしょうか?もしもあの頃、こんな場所が存在していたら…そう思える場所を茨木市で見つけました!

今回は、JR茨木から徒歩7分のところにある、保育付きワークスペース「こどもとmanabo」代表の長千晴さんをご紹介します。

「こどもとmanabo」

ホームページ:https://manabospace.com/

Instagram:https://www.instagram.com/kodomotomanabo/?hl=ja

メール:kodomoto.manabo@gmail.com

電話番号:07083872805

住所:〒567-0886 大阪府茨木市下中条町7−8

子供と一緒に学べるワークスペース

どのような施設になっているのでしょうか?

子どもと一緒に来て一緒に学べるワークスペースになっています。

「もう一つの書斎」としてお使いいただいたり、ご自身のサロンや教室などテナントとしても使っていただけます。

1階のワークスペースはキッズスペースがついていますので、お子様と一緒に勉強会などに参加していただくことも可能です。

またすべてのご利用に、施設内併設の保育ルームにて「一時保育付きのサービス」をご利用いただけますので、安心して講座を受講したり、教室を開催したりが可能です。

 

1F ワークスペース+保育スペース

 

2F ワークスペース
2F スタジオ

「こどもとmanabo」オープンまでの経緯

このような素敵な施設を作りたいと思われたキッカケや、オープンまでの経緯について教えてください

独身の頃は、仕事に恵まれて、充実した毎日を送っていたんです。

もともと、楽しくてにぎやかなことが大好きだったのですが、結婚して子どもができてから、生活がガラッと変わったんですよね。

好きな職場で友達や仲間に囲まれていたのが、夫が出勤中はずっと息子2人きりで、外に行くといえばスーパーくらいで…。そんな状況の中、長男が6ヶ月の時に、北海道に夫の転勤が決まったんです。

当然、北海道に友達がいるわけもなくて…。

できあがってるママの輪の中に入っていくこともできず、ただただ息子と過ごす日々でした。

息子のことはめちゃくちゃかわいいんですよ。1人目だったし、本当にかわいくて…。

でもなぜか、ぽっかり穴が開いたような気持ちでした。

ある日、子育て広場から帰ろうとしたときのことなんですが、みんなちゃんと靴をはいて帰る準備をしているのに、息子だけが「いやだ!!」って転がりだしたんです。

暴れる息子を、大人3人がかりでベビーカーにのせて、危ないので無理やりベルトをして…。その光景をみながら、自分でもわからないのですが、なんだか笑いながら涙が出てきちゃったんですよね。

その出来事がきっかけで、3人のマダムが私のために勉強会をしてくれるようになったんです。

色々なことに誘っていただいて、ゴスペルとかボランティアとか…。

毎回息子と一緒に来ていいよって言われて、それで少しずつ乗り越えていけました。

そのうちに、何かするときは子どもと一緒にしたい、そばで笑顔をあげて笑顔をもらいたいなって、そんな風に思えるようになってきたんです。

そんな時に出会ったカフェの経営者の方が、経営をしながらお子さんとイベントをしたり、親子の広場とか、街全体を良くしたいっていう活動をされているのを知って、お話を聞かせてもらいに行ったんですよね。

その方も、私と似た経験をされていたんですが、それを活かされていて、共感したというか、私がここを始めるにあたってのターニングポイントになりました。

その後、夫が協力してくれて、茨木に出会い、ここで開業できることになりました。 

どのような方がご利用されていますか?

そうですね、例えばベビーマッサージやヨガ、カメラマンの方がフォトスタジオとして使ってくださったり、本当に色々な使い方をしてもらっています。

机を出して、施術ベッドを作るセラピストさんもいらっしゃいます

セラピストさんのお子様が、当日、保育園に行きたくないって言っても、「ここなら安心だよね」って連れてきてくれるんですよ。

保育ルームで預かることもできますし、ママのそばにいることもできるので、ママにとってもお子様にとっても安心だと思うんです。。

小さなお子様を連れて、パソコン作業をしに来られた方がここに座られるでしょ。

すると、お子様からママの顔は見えないんですよ。

ママと目が合うと泣いちゃう子が多いんですよね。

でも、実はママからはお子様の姿は見えるんです。

「こどもとmanabo」のご利用者様のほとんどの方がママなんです。

ー臨機応変にいろいろできるんですね。

そのアイディアはご自身で考えていらっしゃるのですか?

もともとはそうですね。

ですが、私が考えもつかなかったことを、ご利用者様が色々考えてくださって、私自身も勉強させてもらってます。

もうすぐ、2階のワークスペースが英語教室になるんです。

現在、生徒さんを50人ほど教えておられる先生なんですが、オープニングの時に、大変支えになってくださって、チャーミングで素敵な方なんです。

ここで、講座や教室をされる方やご利用してくださる方すべて、「こどもとmanabo」ができてから知り合ったんですよ。

ただの主婦だった私が、この場所を作り、皆さんが来てくださるようになりました。

そうしたら、その方たちがつながりだして、その輪がどんどん広がっていってるんです。

本当にありがたいですし、素敵だなって思っています!!

3人の子育てをしながらの開業

ー8歳、5歳、3歳のママでもある長さん。

旦那様(ご家族)の反対などは?

もともと、わが子を犠牲にしたくない、子どもとの時間をできるだけ一緒にいて、大切にしたいと、夫婦間での思いは一致してたんです。

この事業を始めることができたのも、続けることができているのも、夫ありきなんです。

ー素敵すぎる旦那様ですね。

そうなんです(笑)

自分で決められないこととか、「どうしよう」ってなったときは必ず、夫に相談するんです。

夫は、わりときっちりしてるタイプなので、冷静に提案してくれるというか…毎日、話を聞いてもらってます。

そんな親の姿を子どもって見てるんだなーって、思う出来事があったんです。

昨日の話なんですが、8歳の長男が、笹を買って帰ってきたんです。(取材した日は7月6日でした)

今年はいそがしくて、笹は間に合わないなーって、夫と話してたんですよね。長男は、それを聞いてたんだと思うんです。

「ここにきてくれる英語教室の生徒さんが短冊を書いてくれたらいいね」

って。一人で考えて、用意してくれたんです。

なんだか、本当に感動しちゃいました。

8歳の長男君が用意してくれた七夕の笹と短冊

 

ここのコンセプトでもある「こどもとmanabo」。

子どもから学ぼうっていう意味も含まれているんですが、わが子から教わっちゃいました。

これからの「こどもとmanabo」

「ママだから」「子どもが大きくなったら」という理由で、やりたいことをあきらめないでほしい。

ママだから、あきらめるのではなくて、ママだからこそ子どもと一緒に学んでほしいんです。

この場所が、ひとつの居場所となるように、そうなれたら素敵だなって思っているんです。

私の役割は、ここでの時間を快適に過ごしてもらえるように、皆さんのニーズに応えられるように、お手伝いすることなんですよ。

私、人が大好きなんです!!

インタビュアーから見た長千晴さん:裏話

玄関で出迎えてくださった長さん。美人さんです。

やさしさオーラがダダ洩れています。

そして、取材中とにかく話が途切れませんでした(笑)

本当に初対面だったっけ?と錯覚するほど盛り上がりました。

旦那様との出会い話など、キュンキュンするお話もたくさん聞かせてもらいました。

  • コワーキング
  • 収録
  • マイサロン
  • フォトスタジオ
  • ママ会議
  • マルシェ開催
  • 教室開校 etc

こどもと一緒に学べる、子育て世代を応援する場所「こどもとmanabo」。

是非ご利用してくださいね!

かわいくて、素敵すぎる長さんが出迎えてくれます。

 

まとめ

やりたいことはあるけれど、子供がもう少し大きくなるまでは諦めよう。

少しのあいだ、集中して作業や仕事を終わらせたい。

そんな思いを持っているママやパパのための場所『こどもとmanabo』は、

子どもと一緒に行くことのできるワークスペースです。

居心地の良さはもちろん、ニコニコ笑顔の長さんにもぜひ、会いに行ってくださいね!!

「こどもとmanabo」

ホームページ:https://manabospace.com/

Instagram:https://www.instagram.com/kodomotomanabo/?hl=ja

メール:kodomoto.manabo@gmail.com

電話番号:07083872805

住所:〒567-0886 大阪府茨木市下中条町7−8