- 企業の人材育成
- 新人研修
- 管理職向け研修
など、社員研修は会社の未来を担う人材を育てるために、欠かすことのできないものです。企業によっては、研修会社に外注、社外の研修に参加するというところもあるでしょう。
「社員教育に慣れた専門家から研修を受けられる」「社内にはない新たな視点を得られる」など、外部委託には多くのメリットがありますが、どこに、誰に依頼すれば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は「働く仲間を元気に」をモットーに、人材育成事業を展開されている、大阪府茨木市の起業家、株式会社mazi 代表取締役 久瀬一善さんにお話を伺いました。
久瀬さんは、
- 企業で働く方の【働き方アドバイザー】
- 個人事業主・創業する方の【サポートコンサルタント】
としてご活躍されているのですが、その中で今回は人材育成、企業研修に特化して取材させていただきました!
■株式会社mazi HP
【茨木市の企業】人材育成、社員研修、新人研修講師
まず最初に、事業内容や日々の業務についてお聞かせください。
主に企業の人材育成、新人研修、マネージャー研修等行っています。他には各種セミナー等幅広く行っています。メインのお客様は労働組合が多く、労働組合の視点からの人材育成が7割という感じですね。
ちなみに会社は茨木市ですが、茨木のみならず呼ばれたらどこでも駆けつけますよ!昨今はZOOMセミナーのご要望も増えましたが、こちらも対応可能です。
「働く仲間を元気に」をモットーに仕事をしています!!
セミナーで心掛けていること
正直、ただ者ではないなと思いましたが、あのような空気感を一瞬で作り出したり、惹きつける話術について何か心掛けていることはあるのですか?
- 楽しくなかったら頭に入ってこない
- 思考を伸ばさないと気づかない
この2点は、常に心がけています。
ひたすら一方的に喋るセミナーって面白くないですよね。なので、場の空気が重いと感じたらアイスブレイクで体を動かしてもらうこともあります。体を動かすと緊張ってほぐれますからね。
また自己紹介を通じて、何だか面白いおじさん(講師)だなと興味を持ってもらい考えさせることも大切にしています。ワクワクがあれば思考って伸びるんですよ。すると、次のアクションが見えてきます。
もちろん、人を引き込む経験談の話し方や、論理的に説明するテクニックなども駆使していますよ!
取材中だというのに、人を惹きつける話し方や論理的に説明するテクニックをレクチャーしていただき、すっかりセミナーを受けている気分になるインタビュアー(高桑)
企業の人材育成セミナーや研修について|楽しいと思える瞬間は?
研修やセミナーをする中で、何か感じることってありますか?
基本的に、研修だけでは変わらないこともあると思っています。
本と同じですね。そのときは感動して、「さぁ!変わるぞ!やるぞ!」と思っても、読み終えると忘れてしまうんです。心に残って、自分の行動が変わる本なんて、たくさん読んだうちの数冊程度です。
だからこそ、セミナーを受けたことによって「明日からこうしよう」と、一つでも行動が変われば嬉しいなと思います。
では、「研修をやってよかった!」と思える瞬間ってどんなときですか?
顔つきが変わる瞬間ですね!気づきを得た瞬間というか、顔つきが「ハッ!」とするくらい変わるんです。
もっと嬉しいのは、1年目、2年目~と段階的で研修をするときに、例えば2年前に新入社員で教えた子が、立派になっているときなんかは、ものすごく嬉しくなりますね!!
茨木市|人材育成事業で起業したキッカケは?
お話を伺っていると、久瀬さんのお人柄、魅了する話術、話のわかりやすさ、声の大きさ、人の成長を心から喜べるなど、まさに天職なのでは?と思うのですが、そもそも人材育成事業で起業しようと思ったキッカケはあるのですか?
起業前は旅行会社に21年間勤めていまして、そのときに海外視察セミナーの企画から手配までやっていたんです。
会社を辞めることになり、もともとは海外視察セミナーで独立しようと思ったのが始まりです。
セミナーは我流で行っていたのですが、人材育成の勉強をしようと思っていたとき偶然、ある会社から「研修講師をしてください」と声がかかり、その会社の研修講師としてスタートしました。
そこで研修のあり方、やり方を勉強しながら、海外視察研修の仕事を進めていました。
そうですね。ですが、海外視察の仕事自体はあまり伸びず…
海外視察って、社会情勢に左右されるんです。
例えば今回のコロナ、リーマンショック、東日本大震災、SARS、鳥インフルエンザなど、そのたびに海外視察研修は延期、中止になり仕事が安定しません。
そんなとき、企業の人事と話をしていて、人材育成のお困りごとを聞く機会があったんです。
もともと海外視察研修を行っていたお客様が労働組合の方たちだったので、その方たちに「海外行かなくてもこんな研修できますよ」とお話ししてみたところ「面白そうですね!それやってみましょう」という流れなり…
独自で今までの経験とニーズを合致させたプログラムを作って売り出したのがはじまりです。
そこから海外より人材育成の研修が多くなりました。
一つのやり方に縛られず、世の中のニーズとご自身のシーズをしっかり合致させて、価値あるサービスを生み出されたのですね!
人前で喋ること|幼少期
研修やセミナーを生業とされている久瀬さんですが、人前でお話しするのは小さい頃から好きだったり得意だったりしたのですか?
得意でしたね!小さい頃から人前で話をするのは好きでしたし、中学時代は生徒会をしていました。
立候補演説で、みんなが真面目に演説を行う中、とびきり元気に「みなさん!!!こんにちわー!!(大声)」と、一瞬でみんなを惹きつけ、先生の度肝を抜いたとも言われています。
今後の夢や展望について
最後に、今後の夢や、これからどう会社を成長させていきたいかなどお聞かせください!
バブルを経験しているので、あの頃のように日本を元気にしたくて、皆がイキイキと働ける世の中にしたいと思っています。そのために、
- 企業・組織の中でどう動くかを考え、イキイキと働く個人を増やせるようサポートをすること
- 組織に依存することなく、自分自身がどう働くのか、どう生きていきたいのかを考えるサポートすること
企業で働く方の【働き方アドバイザー】として、サポートさせていただければと思っております。
また、昨年から個人事業主やこれから創業する方のサポートコンサルタントの仕事を始めております。 個人事業主やこれから創業する方の【サポートコンサルタント】としても、さらに活躍の場を広げていきたいと思います!
久瀬さん、本日はお忙しい中たくさんの質問にお答えいただきありがとうございました!また、途中から完全にセミナーを受けている生徒みたいになってしまい(勉強になる話ばかりだった!)申し訳ありません!最高に楽しい1時間でした!
インタビュアーから見た久瀬一善さん:裏話
久瀬さんとは、茨木市のオンライン交流会と、茨木市の創業スクールで久瀬さんが講師をされていたことがキッカケで、仲良くさせていただくようになりました。
ちなみにオンライン交流会でも、久瀬さんはコーディネーターとして進行を任されていました。
その場その場の流れに合わせ、臨機応変に会を進行されている姿が印象的でしたし、明るく声も大きく(笑)みんなを笑顔にさせる天才だなと思いました。
私が受講していた創業セミナーでも、講師として登壇されており、やはり人前で話をしたり、会場を良い空気にしたり、人に気づきを与えるプロだなと感動したのを覚えています。
また、久瀬さんは個人事業主やこれから創業される方のサポートも行なっています。創業スクールの講師もされている、実績・信頼のある方なので安心感もありますよね。
創業スクールについては【茨木の女性】起業・開業スタートに向けて「創業スクール」へ行ってみよう!をあわせてお読みください。
茨木市で、人材育成、社員研修、新人研修の外部講師を探しているのなら?
終身雇用制度が崩壊しつつある昨今、副業・転職も当たり前という時代に突入しています。
また、新型コロナの影響で時代は急速に変化しました。企業は改めて『組織の力』『個人の力』を見直し、生産性向上、利益の最大化、個人のキャリアについて考え、教育の場を設ける必要があるとも言えます。
- 社内に研修講師をできる人間がいない
- 社外研修への依頼を検討しているが、どこに依頼すれば良いのかわからない
そんな方はぜひ、株式会社maziにご相談くださいね。